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ハッピー腸活ライフ

「オリゴワン®」開発物語 オリゴワンがこの世に誕生するまでの努力の物語をパッケージの変遷と共にご紹介します。

「オリゴワン®」 開発物語

「乳果オリゴ糖」の機能に着目、商品化へ

オリゴワン®には、名前からご想像頂けるようにオリゴ糖の一種である「乳果オリゴ糖(別名:ラクトスクロース)」を配合しています。この乳果オリゴ糖の開発から物語が始まります。

日本では、1980年代に「オリゴ糖」の研究が積極的に行われていました。この時代は高度経済成長を経て、日本の食生活も豊かになっていました。そのため食生活の変化に伴い、肥満や虫歯の原因となる砂糖(ショ糖)の代わりに使え、さらに健康に良い機能をもつ糖の研究が盛んに行われていたのです。

これまで慣れ親しんだ砂糖(ショ糖)を活用したオリゴ糖を作りたいという思いから、「乳果オリゴ糖」に着目しました。「乳果オリゴ糖」は、海外では早くから牛乳に砂糖(ショ糖)を添加して発酵するとできるオリゴ糖として知られていました。しかしながら、当時は大量生産する方法は確立されていませんでした。そのため、乳果オリゴ糖の生産方法を見つけるべく、糖と糖をくっつけたり切ったりする酵素の研究から始まりました。研究は様々な微生物から酵素を取り出し、より優れた酵素を選び、また効率よく反応させる条件や精製の方法の検討といった、地道な作業を毎日毎日繰り返しました。そして、3年ほどの月日をかけてようやく大量生産の方法が確立されたのです。

また、機能の研究も進み、乳果オリゴ糖には「ビフィズス菌を増殖させる効果が高い」ことが試験管レベルの培養試験でわかりました。そのため、人での効果を検証したところ、劇的なビフィズス菌の増殖効果が得られたのです。そうして、この乳果オリゴ糖が持つおなかの調子を良好に保つ機能によって皆さんに喜んで頂こうと、商品化に向けて開発をスタートしました。

No.1を目指す開発者の思いを込めた、オリゴワン®飲料へ

乳果オリゴ糖は、砂糖に近い味の美味しいシロップです。この特徴を生かした、お客様に喜んでいただける様々な商品を検討しました。時にはタブレットやゼリータイプの商品を開発したこともありました。検討を重ね、日々の食生活の中で健康を保つために、“美味しく”お召し上がり頂ける商品にするということを第一に考えてたどり着いたのが、手軽な「オリゴワン®飲料」でした。乳果オリゴ糖のおなかの調子を良好に保つ機能とイメージの合う発酵乳(殺菌)を配合し、爽やかで飲みやすいヨーグルトサワー味に仕上げました。「オリゴワン®」は、“オリゴ糖の商品の中でNo.1を目指す”という開発者の思いから名づけられました。

開発の当初は、1,000 mlの牛乳パックに入った清涼飲料水でした。飲んだ方からはお喜びの声をたくさん頂き、生産にも力を入れました。しかしながら、この商品では防腐剤など一切使用していないため、開封後には冷蔵庫で保存し早めに飲まなければならないという課題がありました。 そこで、より手軽な商品へ改良が進められました。安心して保存して頂くために様々な工夫を凝らし、改良の末、現在の125 mlの飲みきりタイプが誕生しました。衛生的にも安心な無菌パックに仕様を変更することで常温での保存が可能となり、ストローで飲むコップいらずの持ち運びやすい形になりました。

そして、開発の最大の難関は、特定保健用食品(トクホ)への取り組みです。実は一般的な食品は「こんないい機能があります!」と謳うことができません。そのため、乳果オリゴ糖の機能をお客様にわかりやすくお伝えするためには、特定保健用食品として販売することが一番の方法だと考えました。しかしながら、特定保健用食品へ申請するためには、製品としての機能や安全面を、科学的な根拠をもってきちんと担保することが必要となります。そのため、多くの方からの協力のもと便通改善効果の実証試験を行いました。この試験が開発の大きな力となったのです。「この協力を無駄にできない!特定保健用食品としてお客様に届けたい!」という強い思いがあったからこそ、開発を続けてこられました。こうして、共同研究先の大学と各種データの収集から論文作成まで行い、125mlの乳果オリゴ糖飲料を商品化してから6年後の2004年に特定保健用食品として認められました。

このように生まれたオリゴワン®飲料も、トクホ取得から15年以上が経ちました。様々な思いが込められてきたこのオリゴワン®飲料。「乳果オリゴ糖のおなかの調子を良好に保つ機能をさらに多くの方にお伝えしたい」、「この美味しさをお楽しみ頂きたい」という思いから、この度新しい味が登場いたします。そして「おなかすっきり!」をイメージした、シンプルで親しみやすいパッケージに一新しました。これからも進化を続けるオリゴワン®飲料を是非お楽しみいただければ幸いです。

オリゴワン®パッケージの変遷

トクホ以前(2002年~)

トクホ初代(2004年~)

トクホ二代(2011年~)

トクホ三代(2020年~)

トクホ四代目(2021年8月5日~)