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ハッピー腸活ライフ

「オリゴワン®」開発物語 オリゴワンがこの世に誕生するまでの努力の物語をパッケージの変遷と共にご紹介します。

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オリゴ先生のお話

第5話:食事の量と便の量は比例する?

みなさん、こんにちは!
腸活大好きオリゴ先生こと西村です。

1日3食しっかり食べているのに、「食べた分の量がきちんと排出されない!」
「食べたものが身につきやすい体質!」なんて皆さんは思ったことがありますか?
今回は、食べものの消化と排泄について説明したうえで、「食事の量と便の量は比例する?」をテーマにお話します。

■排便のメカニズム

食事量との関係を説明する前に、まず便がどのようにつくられているのかを知っていきましょう。

口から入った食べものは、食道を通過した後、胃の中で一旦留まります。皆さんも良く聞く「胃液」によってほとんどの食べものは溶かされ、その後十二指腸へ移動し消化液(胆汁・膵液)と混ざります。

消化管から分泌される胃液や消化液に加え、食べものに含まれる水分や唾液を含めると合計7~10リットルの量になるとも言われています。
食べたものは体内の消化酵素の働きによって目にみえないほどの大きさに分解され、その後5~6メートルある小腸を進みながら栄養素として体内に吸収されるのです。

水分の80%以上は小腸で吸収されますが、消化されなかった食物繊維やオリゴ糖を含む食物残渣は大腸へ送られます。
大腸へ送られた水分は少しずつ吸収されますが、未消化の食物残渣はだんだんと固形状になって直腸に入り、最終的には便として排泄されます。
人によって異なりますが、食事をしてから排泄までの時間は約24時間~48時間と言われています。

■食事の量と便の量は比例する?

食事量が多くなれば便の量も増え、食事量が少なければ便の量は少なくなると言えるでしょう。しかし、ただ食事の量を増やせばいいわけではありません。
野菜や海藻類などの「食物繊維」や「オリゴ糖」を含む食事を摂らなければ排便量は増えません。

食物繊維やオリゴ糖は小腸では吸収されにくいため、大腸まで届き便を形成しやすくしてくれるのです。「水溶性食物繊維」や「オリゴ糖」は、ビフィズス菌のエサとなり、排便回数が増えるので、便の水分が増えて排便量も増えます。また、食物繊維の中でも水に溶けにくい性質の「不溶性食物繊維」は、水分を吸収して便のカサを増やす働きがあります。
そのため、食事量が同じだとしても、食物繊維やオリゴ糖を含む食べものの量が多ければ排便量は増えますし、逆に肉中心の食事では排便量が少なくなる傾向があります。

冒頭で触れた「食べたものが身につきやすい体質!」と思われていた方は、食べものの質に関係があるかもしれません。「オリゴ糖」や「食物繊維」を上手に摂取することで排便量は増えますので、気になっている方は毎日の食事内容を見直してみると良いでしょう。

いかがでしたか?
次回は「腸活はダイエットにも効果的!?」についてご紹介していきます。お楽しみに!

■オリゴ先生プロフィール

ハーバー研究所 取締役 研究開発部担当

西村 良徳

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