BLACK FRIDAY（以下ブラックフライデー）ブラックフライデーは、もともとアメリカの祝日である感謝祭（11月第4木曜日）の翌日にあたる金曜日のこと。感謝祭の次の日はクリスマス準備の買い物に家族みんなで出かける、という習わしから集客対策で行なわれていたセールが年々大きくなり、今では年間最大のセール日になったものです。
その様子は少し前の日本の初売りに似た雰囲気。テントを張って待つ人がいたり、入店まで長い列ができるのも風物詩になっているようです。普段は値引きしないハイブランドもセールをするため、この日のためにお金を貯める人もいるんだとか。

何で祝日明けの金曜日が、“ブラック”フライデーなんでしょう？
この由来には諸説ありますが、最初は買い物客で賑わう街を尻目に、交通整備や防犯に明け暮れる警察官の暗～い気分から来たものといわれています。とはいえ、消費者にとっては大きなセールが行なわれる日であり、店にとってはこの1日で年間の2割にあたる売上をつくるところもあるといわれるほどの繁忙日。
今ではすべての店が黒字(ブラック)になる金曜日だから、という嬉しい一大イベントとしての認識がすっかり定着しています。