2021.1.29 連載
かんたん旬ごはん 冬編
おうちで楽しめる冷え対策レシピをご紹介します。
01.基本の塩麹
塩麹は日々の健康に役立つ、とても万能な調味料。どんな料理にも使えるので、毎日手軽に発酵食品を取り入れることができます。
材料
- 米麹(生) 300g
- 塩(麹の重量の35%) 105g
- 水 適量
作り方
- 1.米麹を手でほぐし、塩を加えてよく混ぜたら、麹が浸かるぐらいのひたひたの水を加える。
- 2.瓶に入れ(蓋はガーゼを挟み浮かせた状態にして密閉しない)、夏場は5日~7日、冬場は10日~14日ほど常温で置き、毎日かき混ぜる。ほんのりとろみがでてきたら完成。完成したら密閉して冷蔵庫へ。
<POINT>
米麹はしっかりとほぐすこと。
1粒1粒に塩をしっかりまぶすことでカビにくくなります。
02.コチュジャン風味噌ソース
発酵食品であり料理にコクや旨味を与えてくれる味噌に、香味と辛味をプラス。豆腐にかけたり、炒め物のソースに使用するなど冷蔵庫にあればとても便利。
材料
- にんにく 1/2かけ
- ねぎ 1/4本
- ごま油 大さじ1
A
- 味噌(お好みの味噌でOK) 大さじ3
- 酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- メープルシロップ 大さじ2
- 一味唐辛子 小さじ1
作り方
- 1.にんにく、ねぎをみじん切りにする。
- 2.鍋にごま油と1を入れて炒める。
- 3.Aをボウルに入れよく混ぜ、2の鍋に加えて混ぜながら煮詰める。焦げない程度に水分がとんだら完成。
<POINT>
煮詰める時焦がさないようにしっかり混ぜること。
03.鳥手羽の塩麹ゆず生姜鍋
2つの調味料を使った生姜鍋は、身体を温める食材がたっぷりで冷え対策に効果的。
材料(2人分)
- 鶏手羽 6本
- 白菜 2枚
- ねぎ 1本
- 豆腐 1/2丁
- 椎茸 2枚
- 小松菜 1/3束
- 生姜 1かけ
- ゆず 1個
- 塩麹 大さじ3
- 昆布 適量
- 水 750mL
作り方
- 1.鶏手羽はフォークで数カ所刺し、ビニール袋に塩麹(1/3量)と一緒に入れ、1時間~1晩冷蔵庫に置く。ゆずは果汁を搾り、皮は中袋(果実を包む半透明の薄皮)とワタをスプーンで取り、1cm程度の幅にむいて千切りにする。生姜は千切りに、白菜は5cm角、ねぎは斜めスライス、豆腐はひとくち大、椎茸は半分に、小松菜は5cm幅に切っておく。
- 2.鍋に水と昆布、生姜を入れ火にかけ、沸騰したら小松菜とゆず以外の具材と、残りの塩麹を加えて煮る。
- 3.鶏手羽に火が通ったら小松菜を加えて蓋をし、沸騰したらゆず果汁をかけ、ゆずの皮を散らす。
- <POINT>ゆず果汁を最初に加えると香りが飛んでしまうので最後に加えること。
基本の塩麹を使って
鶏手羽を塩麹に漬け込むと柔らかくなり下味もしっかり。
さらに鍋に塩麹を加えて煮ると、
より奥深い風味が楽しめます。
基本の塩麹を使って
鶏手羽を塩麹に漬け込むと柔らかくなり下味もしっかり。
さらに鍋に塩麹を加えて煮ると、
より奥深い風味が楽しめます。
コチュジャン風味噌ソースを使って
コチュジャン風味噌ソースを鶏肉に
つけながら食べるのがおすすめ。
スープに溶いても美味しくいただけます。
コチュジャン風味噌ソースを使って
コチュジャン風味噌ソースを鶏肉につけながら食べるのがおすすめ。スープに溶いても美味しくいただけます。
山本奈津子さん
管理栄養士、ヨガ・ピラティスインストラクター、オーガニックコンシェルジュ。レシピ提案やヨガと食をテーマにした教室、イベントの運営などを行う。