HABA note- 心地よい暮らし -

2022.5.2 連載
おうちごはん 5月


今月は免疫力をアップさせ、食卓も華やかになる、旬な食材を使ったレシピをご紹介。
01.エビととうもろこしのフライパンパエリア
1人あたり約573kcal

材料(2人分)

- エビ 4尾
- とうもろこし 大1本(缶詰の場合190g)
- 玉ねぎ 1/2個
- オリーブオイル 大さじ3
- 米 1合
- 塩 小さじ1
- コショウ 少々
- パセリみじん切り 大さじ2
- 水 1カップ
作り方
- 1.エビは足の間を水でよく洗い、米もサッと洗ってざるにあけ水気を切っておく。
- 2.とうもろこしは皮をむいて身をこそげ取り、玉ねぎをみじん切りにする。
- 3.直径20cmほどのフライパンにオリーブオイルを熱し、エビを両面焼いて取り出しておく。
- 4.そのままフライパンに玉ねぎを加えてしんなりとするまで炒め、とうもろこしも加えて全体にオリーブオイルがなじんだら、米を加えて塩、コショウをしてさらに炒める。
- 5.水を1カップ加え、エビを4の上に並べたら、アルミホイルでフタをして、中火で15分ほど加熱する。
- 6.フタを取って10〜20秒ほど強火にかけ、鍋肌についた米が焦げてきたら火を止めてパセリを散らす。
POINT
エビを取り出した後は、旨味の残ったそのままのフライパンを使いましょう。また、アルミホイルでフタをする時は、サイドに少し隙間を開けるとパラパラに仕上がります。

02.新じゃがとハーブのヨーグルトポテサラ
1人あたり約298Kcal

材料(2人分)

- じゃがいも 2個
- 紫玉ねぎ 1/4個
- ケイパー 小さじ1(お好みで)
- プレーンヨーグルト 大さじ2
- レモン(搾ってレモン汁にして使用) 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- ディル(バジルでも代用可) 2枝
- 粗挽き黒コショウ 少々
作り方
- 1.じゃがいもはよく洗って皮のまま鍋に入れ、じゃがいもがかぶるくらいの水でやわらかくなるまで20~30分ほど茹でる。熱いうちに皮をむき、ボウルに入れて粗く潰す。
- 2.潰したじゃがいもの粗熱を取っている間に、紫玉ねぎは縦薄切りにして、ケイパーは粗みじん切りにしておく。
- 3.別の容器にプレーンヨーグルト、レモン汁、オリーブオイル、塩をよく混ぜ合わせておく。
- 4.1と2と3を混ぜ合わせ、ディルを枝からざっくりとちぎりながら入れサッと混ぜる。お好みで粗挽き黒コショウをふって完成。
POINT
じゃがいもは皮のまま茹で、温かいうちに皮を剥くとホクホクの仕上がりになります。切り込みを先に入れると剥きやすさがアップします。


教えてくれたのは
はやみずときこさん
鹿児島市小川町に佇む赤い外壁のフードアトリエ「Chipie saloon of foodies」主宰。東京での雑誌アートディレクターを経て、さまざまな企業や広告媒体のフードスタイリングを手掛ける。アトリエでは、料理教室や器の展示会などのイベントを開催。
きれいのひとくちコラム
春らしくなってきました。花粉症に悩まれている方も、そろそろ症状が改善してくる頃ですね。軽いアレルギーの方でもこの時期はお肌トラブルが多くなりがちです。その対策には免疫アップが一番です。今注目されている腸内フローラの改善によってIgE抗体が減少したと報告されています。フローラの改善には自分の腸内細菌の善玉菌の餌になる植物繊維やオリゴ糖を接種することがよいのです。とうもろこしやじゃがいもでたっぷりの食物繊維がとれます。さらに善玉菌を含むヨーグルトも一緒に食べられるので免疫アップにはとてもよいレシピですね。
京都女子大学 家政学部 食物栄養学科 教授
井戸 由美子先生