HABA note- 心地よい暮らし -

2022.7.1 連載
おうちごはん 7月


今月は旬の夏野菜をたっぷり使った、食卓がぱっと華やぐレシピをご紹介。
01.押し麦とゴロゴロチキンサラダ
1人あたり約373kcal

材料(2人分)

- 鶏もも肉 250g
- 押し麦 40g
- パセリ 1本
- プチトマト 8個
- きゅうり 1/2本
- にんにく 1かけ
- 塩 小さじ1/2
- コショウ 少々
- レモン 1/2個
(搾ってレモン汁にして使用) - オリーブオイル 大さじ2
- サニーレタス、フリルレタス お好みで
作り方
- 1.鶏もも肉に塩、コショウ(分量外)をまぶし10分ほどおき、にんにくは潰しておく。押し麦はたっぷりのお湯で10分ほど茹でてザルに上げておく。
- 2.フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)を熱し、にんにくを加えじっくりと炒め、鶏もも肉を皮目から強火で3分ほど焼く。皮がこんがりといい色になってきたら、ひっくり返してさらに3分ほどしっかり火が通るまで焼き、料理用バットに上げておく。
- 3.野菜を食べやすい大きさにカットしボウルに入れ、押し麦と一緒にざっくりと混ぜ合わせ、塩、コショウ、レモン汁、オリーブオイルで味を整える。
- 4.2の鶏もも肉を食べやすい大きさにカットして、3と一緒に器に盛りつける。お好みでレタスやレモン(分量外)を添えていただく。
POINT
鶏肉の上に鍋の重石を置くと 皮がキレイに焼けます。
重石を置くことで、皮目がこんがりと焼けるだけでなく、均一に火が通るため、ジューシーに仕上がります。

02.長芋とパプリカのカレー南蛮漬け
1人あたり約189Kcal

材料(2人分)

- 長芋 200g
- パプリカ 1/2個
- カレー粉 小さじ1/2
- 片栗粉 適宜
- 揚げ油 適宜
-
<南蛮液>
- 水 大さじ4
- めんつゆ 大さじ1/2
- 塩 小さじ1/2
- マービー®液状 小さじ1
(砂糖の場合小さじ1/2) - レモン 1/4個
(搾ってレモン汁にして使用) - パセリ お好みで
作り方
- 1.長芋は皮ごと1.5cm幅の輪切りにしてから半分に切り、カレー粉と片栗粉を混ぜたものをまぶしておく。
- 2.パプリカは3cm程度の乱切りにし、南蛮液の材料を混ぜ合わせておく。
- 3.揚げ油を170度に熱し、先にパプリカをさっと素揚げして取り出し、続けて長芋を色づくまで返しながらカラリと揚げ、軽く分量外の塩を振っておく。
- 4.バットに入れた南蛮液の中に、揚げた長芋とパプリカを加えて絡ませ、お好みでカレー粉を軽く振っていただく。
POINT
揚げた長芋とパプリカは、熱いうちに南蛮液に絡めることで、味が深く浸透し美味しく仕上がります。


教えてくれたのは
はやみずときこさん
鹿児島市小川町に佇む赤い外壁のフードアトリエ「Chipie saloon of foodies」主宰。東京での雑誌アートディレクターを経て、さまざまな企業や広告媒体のフードスタイリングを手掛ける。アトリエでは、料理教室や器の展示会などのイベントを開催。
きれいのひとくちコラム
初夏は食欲も低下気味。そんな時に見た目もおしゃれなメニューは気分も楽しくなりますね。押し麦の食物繊維量は、小麦の5倍もあり腸内環境を整える食材としてはうってつけです。この時季、ダイエットを考えている方も多いと思いますが、体の内外ともに健康的にダイエットするには、必要な栄養素はとらなくてはいけません。特に芋やご飯などしっかり噛んで食べる糖質は必要ですので、カロリーが気になる場合は砂糖をマービー®液状に変えてみませんか。やさしい甘さでカロリーダウンできますよ。
京都女子大学 家政学部 食物栄養学科 教授
井戸 由美子先生