HABA note- 心地よい暮らし

2022.8.10 スキンケア
夏のインナードライにご用心

「外はベタベタ、中はカサカサ、なーに?」答えはインナードライ肌。気づかないうちに陥っているこの状態、あなたは大丈夫ですか?
01.インナードライって何?
インナードライとは肌表面が皮脂でベタついているのに、角質層の水分量が足りていない肌のこと。ベタついたりテカったりしていると自分は脂性肌だと思いがちですが、実はインナードライという人が多いのです。
脂性肌とインナードライの見分け方
共通の特徴
●ベタつく・テカる
●メイクがくずれやすい
●毛穴が目立つ
インナードライだとさらに
●肌触りがゴワゴワしている
●Tゾーンはベタつくのに頬や口もとはカサつく
●夕方になるとくすんでくる
02.夏にインナードライになる理由
「入浴後のスキンケアは、汗がひいてから」「ベタつきやすいから、化粧水しかつけない」。夏にやりがちなそんな間違ったケアが、インナードライを招く原因になります。
洗顔をした瞬間から肌の水分はどんどん蒸発していきますから、少しでも早くお手入れをしないとすぐに乾燥した状態に。すると肌はわずかに残ったうるおいを守ろうと、頑張って皮脂を分泌してしまうので、カラカラの角質層を過剰に分泌された皮脂が覆うインナードライの状態になるのです。化粧水だけつけて適切な油分を補わない時も、肌は足りない皮脂を補おうとするため同じような状態になってしまいます。
03.水分+適切な油分が大切
インナードライの予防や解消には、まずは化粧水をたっぷりつけること。少しずつ重ねづけをして、もう肌に入っていかないと感じるくらいまで何度もつけてください。肌に水滴が残るようになり、ひんやり感じるくらいが目安です。その後はスクワランなどの油分で、うるおいを守りましょう。
水分たっぷり、油分少なめのバランスに皮脂が整ってくると、過剰な皮脂分泌も落ち着き、インナードライが解消されていきます。
