HABA note- 心地よい暮らし

2022.8.26 インナーケア
夏バテを防ぐコツ

厳しい暑さが続いた今年は、例年より体の調子をくずしやすくなっています。生活のちょっとした意識を変えて、秋を元気に迎えましょう。
01.こんな生活は要注意!
暑いからといって、思いのままに暮らしていませんか。これまでの生活を思い返しながら、まずは確認をしてみましょう。
夏の暮らしぶりチェック
□ 1日5時間以上、冷房がキンキンに効いた部屋で過ごしている
□ 休みの日は、家でダラダラすごしがち
□ 寝苦しいこともあり、遅くまでテレビやスマホを見ている
□ 運動や体を動かすことは、暑くてほぼしていない
□ お風呂はシャワーですませることが多い
□ 朝ご飯は食べないことが多い
□ 食事はそうめんなど、のどごしのよい軽いものですませがち
□ 水分はコーヒーやジュースでとりがち
□ アイスやスイカなど冷たいものをよく食べる

いくつあてはまりましたか?
当てはまる項目が多いほど、夏バテリスクは大きくなるので注意が必要です。
02.気楽に考えて、地道に対策を
夏バテ対策の基本は、上のチェック項目と反対の“規則正しい生活”ではありますが、難しく考える必要はありません。たとえば、睡眠時間が少なかった日は20分程度の昼寝で補うのも効果的ですし、運動も室内で軽いストレッチを行ない、入浴するだけでも違います。
規則正しい生活を頭の隅に置いて、「足りないものは補う、少しずつでも行う」の意識で生活していきましょう。それだけで体の調子は保ちやすくなります。

規則正しく!夏バテを防ぐ4カ条
こまめに水分補給する
水分補給は水を中心に。糖質の多いジュースは疲労感を招いたり、コーヒー・紅茶はカフェインの利尿作用で逆効果に。
1日3食、栄養バランスに気をつけて
汗で失われがちなミネラルや元気のもとになる肉・魚などのたんぱく質、エネルギー変換に必要なビタミンB群の摂取を心がけて。
睡眠をしっかりとる
疲労回復のために睡眠は必須。スマホのブルーライトは睡眠の妨げになるため、ベッドに入ったら触らないのがおすすめ。
温度差や体の冷やしすぎに注意
エアコンの風が直接当たらないように注意して、オフィスや乗り物ではひざかけ等で調節を。入浴も効果的。
全国健康保険協会:健康サポートより
03.食生活はサプリメントも活用して
食生活では卵や肉などの良質なたんぱく質、ビタミン(野菜、果物など)、ミネラル(海藻など)をとることが大切ですが、食事からの摂取が難しい場合はサプリメントや食品を活用すると便利です。 夏に大量に消費されるビタミンCや疲労対策に期待できるビタミンB群、食事だけでは不足しがちなミネラルは、補給するだけで疲れ方が変わるのでおすすめです。