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2023.2.1 連載
体の冷えに拍車がかかり、さまざまな不調を引き起こす原因になるこの時季は体を温める料理がおすすめです。今回は、根菜、しょうが、ねぎなど身体を温める食材を使ったレシピをご紹介。
1人あたり約546kcal
たねは、鶏ひき肉の粒が細かくなり、ねっとりとした粘りが出るまでしっかりと練り混ぜます。 この状態まで混ぜることで調味料がよくなじんで味がしっかりとつくだけでなく、なめらかな口当たりに仕上がります。
1人あたり約190Kcal
豆乳は高い位置から注ぐことで調味料と混ざり合い、また空気を含むのでふわふわの仕上がりになります。豆乳は沸騰させてしまうとおぼろ豆腐のように固まらなくなるので注意を。
教えてくれたのは
はやみずときこさん
鹿児島市小川町に佇む赤い外壁のフードアトリエ「Chipie saloon of foodies」主宰。東京での雑誌アートディレクターを経て、さまざまな企業や広告媒体のフードスタイリングを手掛ける。アトリエでは、料理教室や器の展示会などのイベントを開催。
シェントウジャンは、酢に温かい豆乳を加えるとゆるく固まる性質を利用した、台湾で朝ごはんとして食べられえている料理です。酢と豆乳は健康維持の効果があり、乾燥肌、肌荒れ、便秘、胃の疲れなどに効果が期待できます。酢(クエン酸)の抗酸化作用、豆乳(大豆)は良質のたんぱく質で、胃腸の機能を整えます。蓮根のムチンやタンニンは、粘膜を保護して血管を収縮させ炎症を抑えるため、咳止め効果もあります。蓮根の粘膜保護、しょうがの血行促進効果とシェントウジャンを食べて体を温めることで寒い冬を乗り切りましょう。
京都女子大学 家政学部 食物栄養学科 教授
井戸 由美子先生