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2023.4.3 連載
少しずつ温かな陽射しが増え、春の訪れを感じるこの頃。今月は旬のニラと三つ葉をたっぷり使った春レシピをご紹介。
INDEX
<タレ>
鶏ひき肉は、肉の色が変わりきる前に調味料を加えると味がしっかりとなじみます。
ニラは細かく刻むことで口当たりがよくなり、麺やタレとも絡みやすくなります。
ささみは白い筋が入っている面を下にして、筋を指でつかみ、包丁で身を押さえながら、ゆっくりと引っ張ります。
ささみはグラグラ茹でるのではなく、火を止めてフタをして冷めるまで待ち余熱で火を通すことでしっとりやわらかく仕上がります。
教えてくれたのは
はやみずときこさん
鹿児島市小川町に佇む赤い外壁のフードアトリエ「Chipie saloon of foodies」主宰。東京での雑誌アートディレクターを経て、さまざまな企業や広告媒体のフードスタイリングを手掛ける。アトリエでは、料理教室や器の展示会などのイベントを開催。
春に芽吹いた生命を、食を通して自然からいただきましょう。春の出始めのニラの葉はやわらかく、香りもよくとても美味しいので、ビタミン(β-カロテンが豊富)をしっかり摂れる生で食べるのもおすすめです。また鶏肉は、高たんぱく・低脂肪なのでまさにヘルシー食材です。たんぱく質は筋肉や皮膚、髪や爪など、体のあらゆる組織をつくる栄養素なので美容に欠かせません。鶏肉は体内でつくれない必須アミノ酸を豚肉や牛肉より多く含み、疲労回復や貧血予防のビタミンB群も多く含んでいます。淡白な鶏肉はやさしい甘さのマービー®液状と非常に相性がいいですね。
京都女子大学 家政学部 食物栄養学科 教授
井戸 由美子先生