おなかの脂肪、年齢を重ねるにつれ落ちにくくなるのはどうして？

「食べる量は若い頃と変わらないのに、脂肪がつく」。その原因のひとつに、基礎代謝量の低下があります。基礎代謝とは私たちが生きていく上で自然と消費するエネルギーのこと。加齢により筋肉量が落ちると基礎代謝量が低下するため、太りやすく、痩せにくくなるのです。

【出典】「厚生労働省e-ヘルスネット加齢とエネルギー代謝」より作成

筋肉をつけて基礎代謝量をアップすると、太りにくい体に。

基礎代謝量を上げて脂肪を減らすには、なんといっても運動。筋肉をつけることで、脂肪が燃えやすく、太りにくい体に。ジョギングや水泳などの有酸素運動が効果的ですが、エレベーターよりも階段を使う、ひと駅遠くまで歩くなど日常的に体を動かすクセをつけると無理なく続けられます。

生活習慣も見直して健康的な食生活を。

消費するカロリーが増えても、摂取カロリーが上回っていては台なし。食事は栄養バランスを考えながら適量を、糖質や脂質の摂り過ぎには気をつけましょう。夜中にラーメンやアイスなんてもってのほか。また、睡眠不足で成長ホルモンが十分に分泌されないと太りやすくなりますので、しっかり眠ることも必要です。